Windowsノートパソコンには休止状態とスリープ(スタンバイ)という電源オプションがあるんですが、違いは何なんだろう?と気になったので調べてみました。下記スクリーンショットはWindows 10のものです。
スリープ状態とは?
スリープ状態とは実行中のプログラムや開いているファイルをメモリ上に置いたまま電源の供給を止めるもの。
作業再開するときには素早く元の状態に戻るので待ち時間がなく、ストレスがないというのがメリット。
デメリットはパソコンの電源が不意に切られたり、Windowsの自動更新なので再起動が行われた場合にメモリ上のデータは消えるため、作業中の状態はクリアされてしまうこと。そしてメモリに電力を使うので電気代はかかります。ただ、パソコンの電源を付けっぱなしにしておくよりは当然省電力です。
休止状態とは?
休止状態とは実行中のプログラムや開いているファイルをストレージ(ハードディスクなど)に保存してパソコンの電源を切る状態。
休止状態はメモリではなくハードディスクやSSDに作業中の状態を保存するので、停電などで電源が落とされてもデータが消える可能性が低いのがメリット。また、メモリを使用していないため電力消費が極めて少ないこと。
デメリットはストレージに保存しているため、元の状態に戻るのに時間がかかるということですね。特にハードディスクを使用している場合には結構な待ち時間が発生したりします。
両方のいいとこどりをする方法
ですが、両方のいいとこどりが出来る方法もあります。スリープ状態からの復帰と全く同じとはいかないけれど、休止状態からの復帰より早い方法。
それはハードディスクをSSDに交換すること。
SSDなら休止状態からの復帰も早いので、電力消費を抑えつつ復帰を速くして利便性も高めるということが可能です。SSDに交換するとパソコンの起動も早くなるし、動作も素早く快適になるのでメリットは多いですね。
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保存するものによるけれど、1TBもあれば十分かと思います。私の場合は写真と音楽がSSDの容量を使用しています。
私はこちらのメーカーの1TBを使用してます。もう2年ほど使用していますが不具合などもなく全く快適です。
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まとめ
それぞれ一長一短ですが、速さを取るならスリープ状態。作業中の状態を残しておきたいけれど電力消費は抑えたいという場合には休止状態を使うのがいいかもしれません。
両者のいいとこどりをするなら、パソコンのハードディスクをSSDに交換して休止状態を使うことですね。
最も早いのはSSDでスリープを使用することですね。私はこの方法です。多少の電力は食いますが、速度には代えられないので。私にとって待つ時間は耐え難いんですよ(/ω\)
ノートパソコンを買い替えようと考えているなら、最初からSSD搭載のものがおすすめです。交換する手間もなくなりますしね。ハードディスクと比較すると速度に天と地ほどの差があります。