中間管理職の憂鬱

今も昔も変わらない中間管理職の憂鬱。

よくあるのは自分の上司、部下との間の板挟み。こっちを立てればあっちが立たずなど。

最近ではそれに加えて、こんな憂鬱も出てきているそうです。

「管理職である自分に価値があるのか?』

ということ。

もはやインターネットで検索すれば大概のことは出てくるし、気がつくと単なる連絡係になってるだけの状態…。問題を指摘したり解決したり部下を育成するわけでもない。

今、ビジネスの世界はとても変化が早いです。1週間前のやり方がもう通じなくなったり。特にIT業界は早いです。

こんな状況だと過去自分がやってきた経験ばかり頼りにしていては部下にも呆れられ可能性だってあるし、軽蔑すらされるかも知れません。

まだ上のポストを狙ってる管理職ならいいかも知れませんが、頭打ちになって今のポジションから変わらないのがわかってしまってるなら割り切ってしまうとか。

若しくはできる部下の提案、要望を上の者に伝える役割があります。上手く部下に使われてあげるというイメージ。ピラミッド型組織だと1個飛ばしで上司に提案というのは難しかったりしますし。

昔なら座ってるだけで給料がもらえた中間管理職も現在、この先はかなり難しいでしょう。

逆に中間管理職の仕事量が多すぎる会社もあるようです。働き方改革で、定時に退社させるのは残業代支給対象の部下であり、裁量労働の中間管理職にやり切れない仕事が回ってくるという…。これは結構地獄だったりします。

同じ職種で転職や副業を始めたり、何かやってみたいと思う新しいことを学び直して、それを仕事にする道もあります。

今後はそれこそ働き方が変わってきて、必ずしも通勤する必要がなくなったり、基本週5日勤務のスタイルも変わるかも知れません。

それに向けてそれに合うような仕事、技術を学んでおくと役に立つかも知れません。

この本は2017年のものですが、わかりやすいです。

「いまどき部下」を動かす39のしかけ: その「任せ方」、もう通用しなくて当然です。 (単行本)

こちらもおすすめです。今後の経営にはエンゲージメントは欠かせないものになりそうです。

世界基準の「部下の育て方」 「モチベーション」から「エンゲージメント」へ

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