うつ病になりにくい人は腸内環境がよい

ある研究で腸内細菌を調べてみたところメンタルヘルスと関連性があるという結果が出たそうです。

簡単に言えば、うつ病患者の腸内環境は乱れていたそうです。実際の臨床現場でも言われており、論文もあるようですよ。

よく脳と腸内の細菌とは密接な関係があると言われています。俗に言われる幸せホルモン(セロトニン、ドーパミン)は腸内の細菌が脳へ伝えているということがわかっています。

そのため、腸内環境のバランスが悪くなるとうつ病になりやすくなったり、体に様々な不調が表れてくるという感じです。

マウスの実験では統合失調症患者の便から採取した腸内細菌を与えるとマウスがうつ、統合失調症とされる行動異常を示す論文も海外雑誌には掲載されたことがあったとか。

怖いですね…。

腸内環境が悪くなる原因は睡眠不足、不規則な食事、アルコールの多量摂取、ストレスなど様々です。

逆に腸内環境をよくするには上記の逆を実行すればよいわけですが、これは何も腸内環境だけではなくて、健康のためには必要なことと思います。

ただ、普段の食生活などに加えて腸内環境を整えるサプリメントは現在は多く販売されているので、使用してみても良いかもしれません。

私はここで紹介されているサプリを使用しています⇒腸内フローラ

ちょっと値段は高いですが、朝スッキリ起きられる、排便がスムーズ、疲れにくくなったなどは日々感じています。ただし、飲めばそれだけでいいってわけではなく、普段の生活を整えるのも前提としてありますけどね。私が感じている変化は総合的なもので、決してサプリメントだけが原因ではないと考えています。

さらに、腸内環境を整える乳酸菌サプリは色々とありますが、本当に腸まで届いて、善玉菌となって働いてくれるのかどうかは、人によって違うのではっきりはわからないというのが実情だと思います。

一説によれば、いくら乳酸菌を摂取したところで、ほとんどが体外へ排出されていしまうというのもありますしね。

乳酸菌は生きていようが、死んでいようが関係なく、要は腸内細菌のエサになりさえすれば問題ない、なんていう説もあります。

一般に腸内細菌を整える食べ物としてヨーグルト、海藻、キノコ類、果物、豆類などがありますが、これも人によって合う合わないがあるそうです。また、食べたところでバランスよく継続して摂取していかないと腸内環境というは直ぐには変わらないそうですよ。

ただ、腸内環境を悪くすることは直ぐにできます。強いストレスを受け続けたり、不摂生をすれば腸内環境は直ぐに悪くなります。

なので1週間程度、サプリメントを飲み続けたとしても腸内環境にはあまり変化はないということです。何かの作用でお腹が緩くなるということはあるかもしれませんけど。

ただわかっているのは脳と腸内細菌とは密接な関係にあること、人によって腸内細菌の種類は異なること、腸内環境は短期間で改善させるのは難しいこと、ですね。

とはいえ、これも一般論で人によっては食生活改善やサプリメントで早く改善した、なんて言うこともあるので、やっぱり一概には言えないところもあります。

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将来的には腸内環境がよい人の腸内細菌がもっと研究され、うつ病改善に一役買う日が来るかもしれません。